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今日から始める
社会貢献のすすめ

あなたの身近なところでは、どんな社会貢献活動が行われていますか ?

最近では、よりよい社会の実現に向けて具体的な17項目の目標を定めた“SDGs (エスディージーズ) ”という言葉が、企業の広報活動や雑誌の特集などで取り上げられるようになりました。企業に限らず私たち個人でも、できる範囲で社会貢献に取り組んでいきたいものです。

多くの人が長生きする時代だからこそ、この先も安心して暮らせるよう、社会貢献に継続して取り組むことが大切です。そこで無理なく続けられる社会貢献活動や探し方などを紹介します。

はじめに
いま社会貢献活動を始める理由

理由 持続可能な社会につなげるため、
できることから始めよう

持続可能な社会とは、貧困や不平等をなくし、資源や生態系などの自然環境を守りながら経済成長を推進し、先進国から発展途上国まですべての人々が満足して暮らせる社会を意味します。

持続可能な社会の実現に向け、具体的なゴールを定めているのが“SDGs (エスディージーズ) ”です。 「Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標) 」の略称で、2030年までに国連加盟国が達成すべき目標を定めています。SDGsには貧困や飢餓、教育、自然環境など、全部で17項目の目標が含まれます。

この17項目の目標を意識しつつ、自分が興味のある分野で、無理のない範囲から社会貢献活動を始めていきましょう。

社会貢献活動に取り組む人の中でも、特に参加率が高いのが50代以上です。大和ネクスト銀行の調査では、社会貢献活動への参加率は50代と60代ともに85%を超えていました。

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※出典:大和ネクスト銀行「社会貢献に関する調査2018」
https://www.bank-daiwa.co.jp/column/articles/2018/social_contributions_report_2018.html

現在は人生100年時代といわれ、多くの人が長生きできるようになりました。2020年時点で、日本人の平均寿命は男性が81.41歳、女性87.45歳。60歳を過ぎても、平均寿命まで20年以上あります。社会貢献はすぐに結果が出る活動ではありませんが、安心して長生きできる社会をつくるには一人ひとりの行動が重要です。

社会貢献活動の中には、今日から始められる活動がたくさんあります。継続すれば、将来より豊かな社会の実現につながるのです。この先の人生のため、また、将来世代のためにも空いた時間を活用して社会貢献活動を始めてみませんか ?

その1
個人で始められる
社会貢献活動とは ?

社会貢献活動 まずは自分が取り組みやすい
ものからスタート

大和ネクスト銀行が今後参加したいと思う社会貢献活動を調査したところ、最も多くの人に取り組まれていたのが「募金」でした。次いで「自然・環境を守るボランティア」「献血」「物品の寄付」「リサイクル活動への参加」が選ばれています。

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※出典:大和ネクスト銀行「社会貢献に関する調査2018」
https://www.bank-daiwa.co.jp/column/articles/2018/social_contributions_report_2018.html

ここでは上位5つの活動が、SDGsの17項目の中でどれに関係するのか紹介します。

(1) 募金
多くの人が取り組んでいる、始めやすい社会貢献活動です。近所や自宅でも取り組めるため、忙しい方でも始められます。また、インターネット経由の募金であれば、クレジットカードやポイントなどを使用できるものもあります。
募金先によって異なりますが、SDGsでは1 (貧困をなくそう) 、2 (飢餓をゼロに) 、4 (質の高い教育をみんなに) など、個人では直接的に関わりづらい分野にも貢献できます。
(2) 自然・環境を守るボランティア
清掃活動や森林保全活動などがあげられます。自然・環境に興味がある方はもちろん、周りの人々と協力しながら取り組みたい方、アクティブに活動したい方にぴったりです。
SDGsでは、自然・環境にまつわる6 (安全な水とトイレを世界中に) や7 (エネルギーをみんなに そしてクリーンに) 、13 (気候変動に具体的な対策を) 、14 (海の豊かさを守ろう) 、15 (陸の豊かさも守ろう) などに貢献できます。
(3) 献血
治療や手術で輸血を必要としている人々のために、自身の血液を提供する活動です。街中の献血施設や献血バスにて参加できます。
※65歳以上の方の場合、60~64歳の間に献血経験がある方に限ります。
SDGsでは、3 (すべての人に健康と福祉を) の目標に関係しています。
(4) 物品の寄付
最近はインターネットを使い、簡単に物品を寄付できるプログラムも増えています。中には送料をかけず、自宅から物品を送れる場合も。
寄付する物品によって異なりますが、SDGsでは1 (貧困をなくそう) 、2 (飢餓をゼロに) 、4 (質の高い教育をみんなに) などに関わることができます。
(5) リサイクル活動への参加
ゴミや不用品を回収し、資源として再利用するための活動です。
SDGsでは12 (つくる責任 つかう責任) や13 (気候変動に具体的な対策を) などに貢献できます。

その2
体を使った活動の探し方

体を使った活動 情報サイトや地方自治体の
ホームページで確認できます

ここでは体を動かす活動を探せるサイトを2つ紹介します。

● activo (アクティボ)
国内最大級のNPO法人・社会的企業のボランティア情報サイトです。国際や教育、災害支援、地域活性化などあらゆるテーマの活動が募集されています。
お住まいの地域はもちろん、全国で行われるボランティア活動を探せます。
● 地方自治体のホームページ
お住まいの地方自治体のホームページ上でも、ボランティアを募集している場合があります。たとえば東京都では、以下のサイトにボランティア情報がまとめられています。

その3
自宅でもできる募金・支援活動の
探し方

自宅でもできる活動 インターネットを活用して
興味のある募金・支援を探そう

自宅で社会貢献したい方には、無理なく始められる「インターネット経由の募金・支援」があります。
プログラムによっては自動的に毎月募金・支援する設定にできるため、まとまった時間をつくれない時期でも継続可能です。中には自己負担なしで取り組める場合もあります。
ここでは気軽に始めやすい活動を6つ紹介します。

● Yahoo!ネット募金
災害から子ども、環境、医療など、あらゆるジャンルに募金できます。クレジットカードは100円から、Tポイントは1ポイントから寄付できるので、無理のない範囲で募金可能です。
● チャリティモバイル (ソフトバンク)
ソフトバンクの携帯電話の利用料金から3%分を、自分が選択した非営利団体に2年間寄付できるプログラムです。自己負担はなく、ソフトバンクの携帯電話を使うだけで社会貢献につながります。
※キャリアショップ (店頭) では申し込みできません。
● キモチと。 (ブックオフ)
不要になった本やCD、ブランド品、宝飾品、小型家電などを送付すると、その査定額を支援金として寄付できます。もちろん支援先は自分で選択可能です。
不用品は送料無料でドライバーが集荷してくれるため、自己負担はありません。
募金をしながら、身の回りの整理整頓にもつながります。
● クラウドファンディング
クラウドファンディングとは、群衆 (crowd) と資金調達 (funding) を組み合わせた造語。応援したい人・団体に対し、活動に必要な資金を提供する取り組みです。支援先は、社会問題を解決するための活動や商品開発、文化維持などさまざまなジャンルがあります。
累計1万件以上の支援プロジェクトが掲載されている、日本最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」をはじめ、あらゆるWebサイトで支援先が掲載されています。
● SDGs関連ファンド (金融機関など)
SDGsファンドとは、資金の使い道をSDGsに関連する事業に限定したファンドです。社会貢献をしながら資産運用にも取り組めるのが特徴となります。
たとえば大和証券では、二酸化炭素など温暖化ガスの削減を目指す事業に投資する「脱炭素テクノロジー株式ファンド」や、SDGsに関連する製品を提供する企業に投資できる「アライアンス・バーンスタイン・世界SDGs株式ファンド」など、さまざまなSDGs関連ファンドを取り扱っています。
● 応援定期預金 (大和ネクスト銀行)
大和ネクスト銀行の「応援定期預金」に預入した残高に応じ、大和ネクスト銀行が寄付を行う預金です。預金をするだけで社会貢献に関われるのが魅力です。
支援先も応援先一覧の中から、自分で選択することができます。

“SDGs”が注目されるいま、募金や支援、物品の寄付、ボランティアなど、さまざまな社会貢献活動に参加できるチャンスがあります。インターネットも活用しながら、興味や関心のある活動に参加してみてください。

大和ネクスト銀行が提供するえらべる預金 (応援定期預金) は、預金するだけで社会貢献ができるので、気軽に始められます。ぜひ、大和ネクスト銀行でSDGsに貢献できる応援定期預金を始めてみませんか ?

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