ペットはその愛くるしい仕草や表情で、私たちを和ませてくれます。それだけでなく飼い主の健康面での支えになったり、人との繋がりを拡げてくれるなど多くの効用があると言われています。ペットがいる豊かな暮らしを実現するために、飼育する上での考え方や楽しみ方、自分に万一のことがあった場合のペットの将来について考えてみませんか。
いつまでもいきいきとした毎日を送るためには、「ゆとり」が必要です。そのためには、前もって資産形成について考えることも大切。あなたはどんな“これから”の自分をイメージしていますか ? 大和ネクスト銀行はあなたの資産形成におけるベストパートナーとして、より豊かな人生を実現するためのお手伝いをしていきます。
自分の暮らしに合ったペットの飼い方はどのような形なのか、さまざまな角度からしっかり検討したいものです。一番大切なのは、自分のライフスタイルを踏まえて、どんな目的でペットを飼いたいのかしっかり見きわめることです。アウトドアが好きでペットと一緒にキャンプに出かけたいという人であれば、陽気な大型犬を検討してみてはどうでしょう。家の中でペットの愛らしい仕草で和みたい、ふれあいを楽しみたいのなら、小型犬や猫、あるいはうさぎなどの小動物がいいのでは。また、こまめにペットの世話をする自信はないが癒しがほしいという人は、比較的手間のかからない熱帯魚から始めてみるのはどうでしょう。水中でゆらゆら優雅に泳ぐ魚たちに癒される愛好家も多いようです。
ペットを飼うことに、家族や周囲が同意してくれるかどうかも大切な要素です。あなたが何かのアクシデントでペットの面倒をみられなくなったときに、手助けしてくれるのは周囲の人間です。また家族にアレルギー症状が出るようなことも考えられますから、家族や周囲が納得した上でペットを飼うことが肝要です。家族の理解が得られれば、ペットを通じて家族や夫婦の会話が増え、ペット仲間とのつながりができるなど、良い効果をもたらしてくれるでしょう。こうしたことが認知症予防につながるともいわれ、ペットの世話のために生活が規則正しくなったり、運動量が増えたりするので、健康増進にも役立つようです。
そのほか、住居環境や経済的な負担、ペットや自分が高齢になったときの対応などの個別の事情は、十分に考慮すべきです。そうやって選んだペットは、あなたと家族にとって素敵なパートナーとなってくれるでしょう。
ペット飼育のために1年間にかかる費用 犬...約34万円 猫...約17万円
アニコム損害保険株式会社が契約者に対して行った「ペットにかける年間支出調査 (2015年) 」による
ペットライフを楽しむためのさまざまな商品・サービスが生まれています。ペット用のウエアやアクセサリーなどのペットグッズは、種類も豊富で選ぶのに迷うほど。きれいに全身の毛をカットするトリミングでは、ペットに似合う形にしてもらい、可愛さを引き出すなどということも行われています。ご自宅をペットと暮らすのにふさわしい家にするペット用リフォームなどもあります。また、最近はペットと一緒に飛行機に乗って出かけるツアーも登場し、人気を博しているのだとか。予算に合わせてペットと一緒にいろいろな体験ができるのも、昨今のペットライフと言えそうです。日々を豊かに彩るペットとの生活を思いきり楽しみましょう。
飼い主がペットを最後まで責任をもって飼う「終生飼養」が2013年の動物愛護管理法の改正で義務づけられました。セカンドライフ世代の多くが「ペットを飼うとしても、最期まで世話ができるか」と心配していると聞きます。確かにペットの寿命も延びており、飼い主が病気などでペットの面倒が見られなくなる状況も考えておく必要があるでしょう。
今は、飼い主に万一のことがあっても、ペットが終生安心して生きていける方法も考えられています。そのひとつが、ペットのために飼い主の財産を使う信託という方法です。ペットに直接財産を残すことはできないので、ペットが最期まで世話を受けられるように、自分が面倒を見られなくなった後の飼育費を信託銀行などに管理してもらう仕組みです。手数料を含めた金額は決して安くはありませんが、選択肢として考えてもいいかもしれません。
ペット信託専門業者に依頼する場合の費用:
余命8年と判断された犬:約410万円
余命8年と判断された猫:約210万円