2016年7月12日
大和証券グループ本社が100%出資する銀行で、「貯蓄から投資へ」の流れを創る独自の証銀連携ビジネスモデルを展開している株式会社大和ネクスト銀行 (https://www.bank-daiwa.co.jp/) (本社:東京都千代田区、代表取締役社長 中村比呂志) は、夏の海外旅行の定番の行き先であるビーチリゾートに関する意識や実態を探るため、株式会社大和ネクスト銀行は、2016年6月8日~6月12日の5日間、海外ビーチリゾート旅行経験のある全国の20~79歳の男女を対象に、海外ビーチリゾート旅行に関する調査をインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。
(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
海外ビーチリゾート旅行経験のある全国の20~79歳の男女1,000名 (全回答者) に、海外ビーチリゾート旅行で楽しみなことを聞いたところ、最多回答は「景色」で、81.3%と際立って高い割合となり、次いで、「グルメ」55.4%、「海・浜辺でのアクティビティ」45.3%、「観光スポット」44.8%、「ショッピング」42.4%が続きました。
男女別にみると、「ショッピング」 (男性32.8%、女性52.0%) 、「エステ・スパ・マッサージ」 (男性8.4%、女性26.8%) では女性のほうが男性より高い割合になりました。女性は、現地でのショッピングや、ビーチリゾートならではのリラックスした環境でのエステやマッサージも楽しみにしているようです。
年代別にみると、20代・30代は、「グルメ」 (20代68.1%、30代63.3%) 、「海・浜辺でのアクティビティ」 (20代62.7%、30代58.4%) が、他の年代より割合が高くなりました。他方、60代・70代は、「観光スポット」 (60代54.8%、70代59.6%) 、「文化体験」 (60代24.7%、70代27.7%) で、他の年代より割合が高くなりました。若い世代は、現地のグルメやビーチリゾートならではのマリンスポーツに、シニア層はその土地の歴史や文化に、それぞれ関心があるようです。
海外にはビーチリゾートが数多くありますが、行き先を選ぶ際は、どのようなことを重視するのでしょうか。全回答者 (1,000名) に聞いたところ、最多回答は「治安のよさ」71.0%で、次いで、「景色の美しさ」64.1%、「食べもの・飲みものの美味しさ」55.6%、「渡航費用の安さ」55.0%、「宿泊費用の安さ」50.8%、「物価の安さ」38.1%が続きました。各種費用の安さよりも、治安、景色、グルメが重要な点になっていることがわかりました。
年代別にみると、60代・70代は、「治安のよさ」 (60代82.5%、70代84.3%) や、「言葉の敷居の低さ」 (60代30.7%、70代32.5%) が、他の年代より割合が高くなりました。60代・70代のシニア層は、安全な場所であることや、日本語や英語が通じる場所であることを重視しているようです。
では、どのような海外ビーチリゾートが人気が高いのでしょうか。
全回答者 (1,000名) に、行ったことのある海外ビーチリゾートを聞いたところ、1位は「ハワイ」65.5%、2位は「グアム」44.9%、3位は「バリ島」16.0%、4位は「サイパン」15.6%、5位は「ゴールドコースト」10.0%となりました。ハワイやグアム、バリ島など、おなじみのビーチリゾートが上位に並びました。
次に、全回答者 (1,000名) に、行ってみたい (また行きたい) 海外ビーチリゾートを聞いたところ、1位は「ハワイ」56.2%、2位は「モルディブ」30.6%、3位は「グアム」28.6%、4位は「バリ島」25.5%、5位は「ニューカレドニア」24.6%となりました。2位のモルディブ、6位のタヒチなど、行ったことのある海外ビーチリゾートの上位にはみられなかった国や地域がトップテンにランクインしました。
ハネムーンや家族旅行として、海外ビーチリゾートに行くこともあるのではないでしょうか。そこで、全回答者 (1,000名) に、新婚旅行でラブラブな時間を過ごすのに向いていると思う海外ビーチリゾートを聞いたところ、1位は「ハワイ」56.3%、2位は「モルディブ」21.5%、3位は「ニューカレドニア」19.9%、4位は「グアム」17.8%、5位は「バリ島」14.7%となりました。2位のモルディブ、3位のニューカレドニア、6位のフィジーなど、水上コテージを楽しめるビーチリゾートが上位に多く挙がりました。プライベートリゾートの気分を味わえる水上コテージを楽しみたいと考える人が多いのかもしれません。
続いて、家族で過ごすのに向いていると思う海外ビーチリゾートを聞いたところ、1位は「ハワイ」74.7%、2位は「グアム」36.9%、3位は「バリ島」10.5%、4位は「サイパン」6.9%、5位は「プーケット」6.8%となりました。家族旅行の行き先としてはハワイがダントツで人気のようです。
リタイア後のセカンドライフを、海外ビーチリゾートで過ごしてみるのもよいのではないでしょうか。そこで、全回答者 (1,000名) に、定年退職後にのんびり楽しむのに向いていると思う海外ビーチリゾートを聞いたところ、1位は「ハワイ」48.6%、2位は「グアム」16.3%、3位は「バリ島」11.0%、4位は「プーケット」7.8%、5位は「モルディブ」7.7%となりました。上位3位は、行ったことのあるビーチリゾートと同様の結果となりました。見知った土地で、リラックスしてリタイア後の時間を楽しみたいと考える人が多いようです。
行ったことがあるビーチリゾート、行ってみたいビーチリゾートともに1位はハワイでしたが、ハワイ旅行の楽しみとは何なのでしょうか。ハワイに行ったことがあると回答した人 (以下、ハワイ旅行経験者) に、ハワイのグルメやレジャーについて質問しました。
まず、ハワイ旅行経験者 (655名) に、ハワイで食べたことのあるハワイアンフードを聞いたところ、1位は「ロコモコ」59.8%、2位は「パンケーキ」40.2%、3位は「ハワイアンハンバーガー」39.5%、4位は「ガーリックシュリンプ」26.6%、5位は「ポキ (ポケ) 」17.7%となりました。ロコモコやパンケーキ、ハンバーガーといった日本でもおなじみの料理がトップ3となったほか、5位には、日本でいう魚の“ヅケ” にあたるハワイ料理、ポキが入りました。
また、ハワイアンフードの満足度 (それぞれのハワイアンフードを食べたことがある人が、そのハワイアンフードを“おすすめ”と回答した割合) をみると、1位は「ガーリックシュリンプ」47.7%、2位は「ロコモコ」46.4%、3位は「パンケーキ」43.7%、4位は「アサイーボウル」40.4%、5位は「ポキ (ポケ) 」37.9%となりました。食べたことのあるものとしては4位だったガーリックシュリンプが、満足度ではロコモコやパンケーキを押さえて1位となりました。日本でも有名なロコモコやパンケーキだけではなく、ガーリックシュリンプも、要チェックのハワイアングルメと言えそうです。
次に、ハワイ旅行経験者 (655名) に、これからハワイに行くという人にレストランを紹介するなら、どこを薦めるか聞いたところ、1位は「ウルフギャング・ステーキハウス」19.4%、2位は「ブルー・ハワイ・ライフスタイル」13.6%、3位は「テディーズ・ビガー・バーガー」11.5%、4位は「ルースズ・クリス・ステーキハウス」9.3%、5位は「リリハ・ベーカリー」8.7%となりました。日本でもステーキの名店として有名なウルフギャング・ステーキハウス、今年4月に大阪で1号店、6月に福岡で2号店を出したブルー・ハワイ・ライフスタイルなど、1位から4位には日本にも店舗があるレストランが並びました。これらのレストランはハワイ旅行経験者のお墨付きのようです。
続いて、ハワイ旅行経験者 (655名) に、ハワイで訪れたことのある観光スポットを聞いたところ、1位は「ワイキキビーチ」87.3%、2位は「アラモアナショッピングセンター」59.4%、3位は「ダイヤモンドヘッド」54.8%、4位は「カラカウア通り」42.4%、5位は「ハナウマ湾」28.9%となりました。全長約3kmにもわたるワイキキビーチが1位、そのワイキキビーチの隣のアラモアナビーチ沿いにあるアラモアナショッピングセンターが2位となりました。また、3位のダイヤモンドヘッドはハワイのシンボルとも呼ばれています。
また、ハワイの観光スポットの満足度 (それぞれの観光スポットを訪れたことがある人が、その観光スポットを“おすすめ”と回答した割合) をみると、1位は「ワイキキビーチ」60.3%、2位は「ハナウマ湾」55.0%、3位は「サンドバー (天国の海) 」54.4%、4位は「ダイヤモンドヘッド」52.9%、5位は「キラウエア火山」49.0%となりました。訪れたことのある観光スポットではトップ10圏外だったサンドバーが、満足度では3位にランクインしました。透き通った海の中に干潮の間だけ砂浜が現れることから、“天国の海”や“幻の島”と呼ばれるサンドバーは、訪れたことのある人は少ないながらも満足度が高いことを考えると、ハワイの美しい海をゆっくりと堪能できる穴場スポットなのではないでしょうか。
ハワイでは、美しい海はもちろん、様々なところでアクティビティが楽しめます。そこで、ハワイ旅行経験者 (655名) に、ハワイで楽しんだことのあるアクティビティを聞いたところ、1位は「シュノーケリング・ダイビング」32.7%、2位は「ゴルフ」15.0%、3位は「クルージング」14.2%となりました。美しい海に潜るシュノーケリングやダイビングを楽しんだ人は多いようです。2位には、陸上のアクティビティであるゴルフが入っています。ハワイの美しい景色と過ごしやすい気候は、ゴルファーに人気のようです。
性年代別にみると、20代男性は、「ホエール (クジラ) ウォッチング」、「サーフィン」がともに22.6%、「カヤック」が17.0%で、他の性年代より割合が高くなりました。また、20代女性は、「シュノーケリング・ダイビング」が50.0%で、他の性年代より割合が高くなりました。他方、70代男性は、「ゴルフ」が42.6%、70代女性は、「フラダンス体験」が25.8%で、それぞれ他の性年代より割合が高くなりました。20代には海上のアクティビティが、70代には陸上のアクティビティが人気のようです。
ハワイには、その美しい景色にふさわしい、リゾート感あふれる豪華なホテルがたくさんあります。そこで、ハワイ旅行経験者 (655名) に、ハワイの高級ホテルのうち、“人生で一度は泊まってみたい”と思うホテルを聞いたところ、1位は「ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ」23.2%、2位は「シェラトン・ワイキキ・ホテル」22.3%、3位は「ロイヤル・ハワイアン・ホテル」21.4%、4位は「ハレクラニ」18.2%、5位は「モアナ・サーフライダー・ウェスティン リゾート&スパ」12.5%となりました。1位は、今月グランドオープンの最新の高級ホテル、2位は、ザ・リッツ・カールトン同様、有名ホテルブランドである“シェラトン”のホテルとなりました。3位は、外壁がピンクで彩られていることから、“ピンク・パレス”とも呼ばれるロイヤル・ハワイアン・ホテル、4位、5位は創業100年を超える名門ホテルのハレクラニ、モアナ・サーフライダー・ウェスティンが続きました。
ハワイ旅行の際には、いくらくらいお金を用意しておくのがよいのでしょうか。ハワイ旅行の予算について探るため、ハワイ旅行の期間や、持って行った金額などについて質問しました。
まず、ハワイ旅行経験者 (655名) に、直近のハワイ旅行の際、何日間ハワイに滞在したか聞いたところ、「4日」17.3%、「5日」33.0%、「7日以上」21.5%に回答が集まり、平均日数は5.5日でした。
次に、直近のハワイ旅行の際、日本からいくらくらい外貨を持って行ったか、日本円換算で聞いたところ、「5万円以上10万円未満」24.7%、「10万円以上20万円未満」34.7%に回答が集まり、平均額は117,408円でした。また、滞在1日あたりの平均額を算出すると、23,758円/日となりました。
同様に、直近のハワイ旅行の際、現地で、いくらくらい日本円から米ドルへ両替したか聞いたところ、「0円」との回答が3割 (29.9%) で、両替をした方のほうが多い結果となりました。そのほか、「1円以上5万円未満」22.7%、「5万円以上10万円未満」22.9%がそれぞれ5人に1人程度の割合となり、平均額は51,037円でした。滞在1日あたりの平均額を算出すると、10,142円/日となりました。
旅の途中に現地通貨を追加で用意することは珍しくないようで、ハワイでの現金の需要の高さが窺えました。しかし、海外では多額の現金の持ち歩きは控えたいところです。最近では、ATMで預金口座から現地通貨を直接引き出すことができたり、現金払い感覚で使えるデビットカード、プリペイドカードなどのサービスも登場しているので、それらをうまく活用すれば、必要以上に現金を持つことなく、現金払いが必要なシーンに対応できるのではないでしょうか。
最後に、直近のハワイ旅行で、渡航費を除いて合計いくらくらいお金を使ったか聞いたところ、「10万円未満」24.1%、「10万円以上20万円未満」29.2%、「20万円以上30万円未満」21.6%に回答が集まり、平均額は216,770円でした。滞在1日あたりの平均額を算出すると、42,443円/日となりました。ハワイ旅行の際は、このぐらいの金額をめどに、外貨を準備しておくとよさそうです。
それでは、どのようなことを意識し、どのような準備をしておけば、海外ビーチリゾート旅行を快適で楽しく過ごすことができるのでしょうか。全回答者 (1,000名) に、海外ビーチリゾート旅行に関する意見を提示して、どの程度同意するかを聞きました。
まず、海外ビーチリゾート旅行で気を付けるべきこととして、≪海外ビーチリゾート旅行は開放的な気分になってお金を使い過ぎやすい≫に対する同意率 (「非常にそう思う」と「ややそう思う」の合計) は82.3%、≪海外ビーチリゾートでも、スリ・置き引きには気を付けたほうがよい≫に対する同意率は95.1%となり、どちらも大多数が同意する結果となりました。あらかじめ使ってもよい金額を決めておくことや、盗難の予防策、あるいは万が一盗難に遭った際の保険などを用意しておくことが大切といえそうです。
次に、海外ビーチリゾート旅行中の現金の扱いについて、≪海外ビーチリゾート旅行中は、何かと現金払いをするシーンが多い≫の同意率は66.4%、≪海外ビーチリゾート旅行で手持ち現金の残高を気にしていると気分が台無しになる≫の同意率は70.5%となりました。海外ビーチリゾート旅行経験者の3人に2人は、現金払いをするシーンが多いことを実感していることがわかりましたが、同時に、7割が、手持ち現金の残高を気にしているとリゾート気分に水を差されると感じていることも明らかになりました。手持ち現金の残高を気にしないで済むような対策をしておけば、リゾート気分を台無しにすることなく、思いっきり旅行を楽しめるのではないでしょうか。
また、外貨の準備について、≪円高の時に日本円を外貨に交換しておけば便利だ≫の同意率は80.5%、≪外貨預金をしておけば、海外ビーチリゾート旅行はスマートな旅になる≫の同意率は59.2%となりました。円高のタイミングを見計らってお得に外貨を手に入れ、外貨預金口座に預けておけば、海外ビーチリゾート旅行をよりスマートに楽しむことができると考えられているようです。
最後に、もし海外ビーチリゾートで有名人とデートするとしたら、という想定で、≪有名レストランで美食を一緒に楽しみたい有名人≫、≪夕暮れ時のビーチで甘いひと時を一緒に過ごしたい有名人≫それぞれについて聞きました。
≪有名レストランで美食を一緒に楽しみたい有名人≫として、男性の回答1位になったのは「綾瀬はるかさん」 (17件) 、2位は「有村架純さん」 (8件) 、3位は「石原さとみさん」 (7件) となり、第一線で活躍する女優の名前が並びました。
他方、女性の回答1位になったのは「福山雅治さん」 (14件) 、2位は「速水もこみちさん」 (13件) 、3位は「西島秀俊さん」と「渡部建さん」 (ともに10件) でした。情報番組内で料理コーナーを担当している速水もこみちさんや、お笑い芸人でありながらグルメリポーターとしても活躍する渡部建さんなどがランクインしました。
≪夕暮れ時のビーチで甘いひと時を一緒に過ごしたい有名人≫として、男性の回答1位になったのは「綾瀬はるかさん」 (15件) 、2位は「有村架純さん」と「北川景子さん」と「壇蜜さん」 (いずれも10件) 、5位は「石原さとみさん」 (9件) でした。“有名レストランで美食を一緒に楽しみたい有名人”の上位にも名を連ねた綾瀬はるかさん、有村架純さん、北川景子さんに加え、壇蜜さんがトップ3にランクインしました。他方、女性の回答1位になったのは「福山雅治さん」 (22件) 、2位は「斎藤工さん」 (19件) 、3位は「玉木宏さん」 (11件) でした。
海外ビーチリゾート旅行に関する調査
ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
海外ビーチリゾート旅行経験のある全国の20~79歳の男女
2016年6月8日~6月12日
インターネット調査
全国
1,000サンプル (有効回答から性別×各年代がほぼ均等になるように抽出)
ネットエイジア株式会社