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「児童養護施設を退所する高校3年生 (茨城) 応援定期預金」
寄付金使途についてのご報告

掲載日:2018年10月16日

みなさまのご協力により、2018年4月に行った「児童養護施設を退所する高校3年生 (茨城) 応援定期預金」を通じた寄付について、寄付先の「茨城県児童福祉施設協議会」より、使途のご報告をいただきました。

利用者および施設職員からのコメント

初めは、ちゃんと生活ができるか、仕事を続けることができるかなど正直不安に感じることも多くありました。この寄付で私は一人ではなく、多くの人に支えられていると改めて実感出来て嬉しかったです。 (利用者)

多くの人が支えていることを知るのは、こども達にとっても心の安定に繋がるため大変嬉しいことだと思います。 (施設職員)

茨城県児童福祉施設協議会からのコメント

茨城県児童福祉施設協議会では、施設で高校生活を終え卒園する児童に対して「自立支援セミナー」を開催し、社会生活に必要なマナー講座や一人暮らしに必要な費用について勉強する機会を設けています。これまでも、茨城県共同募金会の協力を得ながら「自動車運転免許取得」や「アパート借り上げ料」の資金補助を行っていますが、個人負担も必要になるため、資金に余裕のない児童は免許取得等を諦める等のケースも少なからずあるのが実態です。
このたびのご寄付は、昨年度卒園した31名に1人当たり7,400円を分配し、卒園後の生活資金や自動車運転免許取得、進学費用の一部として活用させていただきました。
皆さまからの支援で、こども達が自分には支えてくれる人が多くいることを実感し、精神的・経済的負担の軽減に繋がってくれればと思います。今後も未来のあるこども達が少しでもスムーズに社会人としてスタートできるよう、ご支援ご協力をお願いいたします。

県内の児童養護施設の一つ「誉田養徳園」
教室の様子