ストラテジストの
「こうなるんじゃないの!?」

大和証券の人気ストラテジストがズバッと予想!

2019731日(水)
米ドル/円レート予想

114.30

【予想日までの想定レンジ】

110.50円 ~ 115.00

主なイベント

【米中通商交渉】

4月17日(水)付米WSJ紙
米中両政府が早ければ5月下旬に首脳会談を開催し、貿易協議の決着を目指している。
4月30日(火)
北京において通商交渉(ムニューシン米財務長官、ライトハイザー米USTR代表が北京訪問)
5月8日(水)
ワシントンにおいて通商交渉(劉鶴中国副首相がワシントンを訪問)

【中国経済指標】

4月30日(火)、5月31日(金)、6月30日(日)、7月31日(水)
中国製造業PMI
5月2日(木)、6月3日(月)、7月1日(月)
財新中国製造業PMI

【米国経済指標】

5月3日(金)、6月7日(金)、7月5日(金)
米雇用統計 ←寒波による悪影響から脱却(4月分NFPは前月比+30万人以上を予想しています)

机上の空論、砂上の楼閣
(Daveの私見)

米中通商合意と中国景気底打ち

2019年5月7日(火)

大和証券 投資情報部
今泉 光雄

大和証券チーフ為替ストラテジスト。1992年から為替市場業務に携わり、NY駐在などを経て、2014年夏から新たに為替チームを立ち上げ現職。

・中国の景気対策の効果が顕在化してきて、中国経済指標の底打ち感が鮮明になってくる。
①「増値税(付加価値税)」の引き下げ(4月1日~)
 製造業で16%→13%、交通運輸・建築業で10%→9%
②中小企業向けの各種減税
③公的年金保険料の企業負担分を18~20%→16%へ引き下げ(5月1日~)

・トランプ関税の縮小・撤廃を予想
→米企業コストの低下、中国製造業の回復→米企業の業績見通し上方修正へ

・日本は恒常的な貿易赤字国へ
(持論:日米貿易交渉は円安材料です)

(各種データより大和証券作成資料)

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