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アフリカ輸出入銀行向けESG融資について ~アフリカ諸国における新型コロナウイルス感染症対策含む医療分野支援~

  • 掲載日 : 2022年3月18日
  • 株式会社大和ネクスト銀行

株式会社大和ネクスト銀行 (代表取締役社長:夏目景輔) は、アフリカ輸出入銀行向け貸付債権信託に対する融資 (Asset Backed Loan、ABL) を実行することとなりましたのでお知らせいたします。

本件は、アフリカ輸出入銀行向け融資を裏付けとしたストラクチャードファイナンス案件です。裏付けとなる融資には、日本政府100%出資の輸出信用機関である株式会社日本貿易保険 (NEXI) による保険が付保されております。

アフリカ輸出入銀行は、アフリカ域内外における貿易促進を目的として、1993年に設立された多国籍開発金融機関であり、現在51か国が加盟しています。

本件によって調達された資金は、新型コロナウイルスワクチンをはじめとした医薬品や医療機器の調達、および医療・ヘルスケアセクターへの支援に充当されます。

大和証券グループは、2018年にSDGs推進委員会を設置し、経営戦略の根底にSDGsの観点を取り入れると共に、持続可能な社会の実現に資する商品・サービスの提供に努めてまいりました。2021年5月には、経営ビジョン“2030Vision”を策定・公表し、「貯蓄からSDGsへ」をコアコンセプトに、資金循環の仕組みづくりを通じたSDGsの実現を目指しています。本件はそうした取り組みの一環であり、今後も大和証券グループは、サステナブルで豊かな社会の創造に向けて貢献してまいります。


【本件概要】

原債務者 アフリカ輸出入銀行 (Moody's 格付:Baa1 / Fitch 格付:BBB-)
調達総額 207百万ドル
期間 10年
アレンジャー 株式会社三菱UFJ銀行
資金使途 新型コロナウイルス感染症対応、およびヘルスケア関連企業等に対する運転資金

【ご参考】
大和証券グループの SDGs に関する取り組み:
https://www.daiwa-grp.jp/sdgs/

以上